習い事を探されているシニア世代の方でこのようなお悩みはありませんか?
『習い事はしてみたいけれどどうせなら楽しくカジュアルにできるものはないかな?』
『みんなが真剣にやっている習い事は緊張して通いにくい』
『生徒さん同士でおしゃべりしながらゆるい感じで通える習い事はないかな?』
生活を充実させるために、新たな習い事を勧めたいけど何をすればよいのかわかりませんよね?
また、せっかく習い事を始めても、本人が楽しめなければ続けていくこともできません。
その人に適した習い事を始められることで生活はぐっと良いものになります。
この記事ではシニア世代の方がおしゃべりをしながらできる習い事についてご紹介したいと思います。
カラオケ教室
老若男女に大人気のカラオケ。
シニアの方もカラオケが大好き!という方も大勢いらっしゃると思います。
もちろん個々でカラオケにいかれるのも良いのですが、どうせならカラオケ教室で本格的に歌を学んでみませんか?
カラオケ教室に来る方は当然歌好きの方ばかりです。
共通の趣味を持つ人同士すぐに打ち解けて仲良くなることができますよ。
カラオケ教室では個人レッスンもありますが、やはりワイワイ言いながら楽しめるグループレッスンをおすすめします。
グループレッスン(10名以下程)では全体で呼吸や発声の練習を行い、全員揃って歌唱の練習等を行います。
呼吸や発声を基礎から学ぶことができ、歌が上達してくると通うのがもっともっと楽しくなっていきます。
もちろん発表会などのイベントにも参加できますので華やかな衣装を着て大勢の人の前で歌うのは最高の気分でしょう。
歌うことはストレス発散にもなりますが実は脳にもとっても良いんです。
例えば歌詞を覚えたりメロディーにのせて歌を歌うことは脳トレになり脳を刺激することになります。これは認知症予防の効果があります。
そして歌は思っているよりもカロリーを消費します。
曲にもよりますが1曲歌うと大体10~20kcalも消費することができます。
これはウォーキングで換算すると10~13分程度歩いたのと同じくらいカロリーを消費していることになります。
運動量が思っているよりも多いことに驚かないでしょうか?
また、歌を歌う時には呼吸は腹式呼吸となります。
呼吸をする時には横隔膜が下がることによって肺が膨らんで呼吸ができるのですが
胸式呼吸ではあまり横隔膜が下がらないため多くの酸素を取り込めません。
腹式呼吸を行うことでより多くの酸素を取り込めるようになり肺を効率よく使うことができるため心肺機能の強化にも効果があります。
このように共通の趣味を持つ仲間たちと楽しくおしゃべりしながらカラオケをすることはストレス発散になるだけではなく同時に認知症の予防や心肺機能の強化などといった心身共に良い効果のある習い事です。
手芸・手編み教室
シニア向けの手芸や手編み教室もまた近年人気が出てきています。
まずは何と言っても自分のペースでできるとこが一番の人気なようです。
初心者の方にも配慮しており、安心して参加できるようにゆっくりなペースで丁寧に指導をしてくれる教室が多いです。
手芸教室も少人数のグループで手芸を行いますので、みんなでワイワイと楽しくおしゃべりしながら手芸を楽しむことができます。
必要な道具も手芸であれば針や糸といった裁縫道具のみ、手編みの場合はかぎ針や棒針などを準備するだけですので重いものをもって移動することもありません。
作品も編み物から可愛らしい小物まで好きなものを作ることができます。
一緒に習っている生徒さん同士で完成した作品を通してさらにコミュニケーションを深めたり、他の人の作品から自分も良い刺激が得られることもあり次はどんな作品に挑戦しようかな?と意欲も湧いてきます。
また、手芸はなんといっても手先を細かく使用しますが、これが単なる作品を作る楽しみとしてだけでなく指のトレーニングとして脳にとってもよい刺激を与えます。
また、集中力や想像力も高める効果もあります
また作品を完成させることで達成感を得ることができ、出来たことに対する喜びにつながります。
手芸と言ってもその種類は様々です。
フェルトや編み物、刺繍や裁縫などがあり、最近ではマスクづくりなども流行っています。
自分が興味がある、またはチャレンジしてみたい種類があるかどうかは事前にしっかりと調べておいてください。
また、人によって手芸のレベルにもばらつきがあるかと思います。
昔取った杵柄という方もいれば全くの初心者というかたまでレベルは様々ですので自分の熟練度にあった教室をさがしてください。
教室はカルチャースクールや公民館などで探してみると比較的見つけやすいかと思います。
わいわいとおしゃべりしながら素敵な作品をいっぱい作ってください。
料理教室
料理教室もまた、おしゃべりをしながら楽しく学べる習い事で、社交の場としての役割も大きいです。シニア世代にとって、新しい友人やコミュニティとの交流は心身の健康に良い影響を与えます。
料理教室では一緒に料理を作りながら、会話や笑いが生まれ、楽しい時間を過ごすことができます。
料理は作る楽しみもあり、完成した料理を食べるという2つの楽しみがあります。
料理教室で学んできた料理を今度はお家で家族に振る舞ったり、晩酌をされる方は自分でおつまみを作ってみたりとご家庭での楽しい時間が増えることも料理の魅力です。
実はシニア世代の方には意外と低栄養の方がいらっしゃいます。最近食が細くなってきたという方や膝や腰の痛みで台所に長時間立つことができないため、ついつい簡単な食事になってしまったりと原因は様々なようです。
身体が低栄養状態になってくると、様々な弊害が現れてきます。
体重減少やそれに付随し筋肉も減少したり、元気が無くなってしまったり元々食欲が湧かなかったところにさらに輪をかけて食欲が無くなってしまう場合もあります。
このように身体に色々と弊害が出る前に栄養をしっかり摂ることが重要ですが、
料理教室では旬の食材を使った栄養バランスの良いメニューを学ぶことができ、健康的な食事の考え方を学ぶことができます。
また、料理というのは五感をフルに使うことができますので調理前に食材を洗ったり切ったりすることで触覚が刺激され、焼き色や盛り付け時の彩りなど視覚を、焼く揚げる蒸す時に発生する音や匂いで聴覚や嗅覚を刺激します。
さらに手先も使う料理は脳トレにもなり認知症の予防などにも役立ちます。
料理はあまりしたことがないので料理教室に通ってみたいけれど女性ばかりで気が引けるとお思いの方も多くいらっしゃると思います。
最近では男性専用のクラスを設けている料理教室もありますのでそういうクラスでまずは包丁の使い方といった基本から学ばれるのも良いかと思います。
新しい料理を学んだら復習を兼ねてお家でご家族に振る舞ってあげてください。
きっと『美味しい!』と喜んでくれると思います。
その言葉でどんどん意欲が湧いてきて料理教室に通うのがもっと楽しくなっていくはずです。
まとめ
今回はおしゃべりしながらできる習い事ってどんなものがあるのか?というタイトルで記事を書きました。
これらの記事を参考にしていただき、同世代の方同士でわいわい楽しく新しい習い事にチャレンジしてみてください。